桃色の初恋〈上〉


『...教えてくれてありがとぅ』


「俺さ、知ってたんだ。
 黙っててごめんな。」




そしてもう一つの事実。




私と愛子さんは似ている





そう聞いた時、
愁は私を好きなんじゃなくて、
愛子さんのことが好きなんだって


わかったんだ...





愁、もういいよ



私と別れて。













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