桃色の初恋〈上〉


でも1日1日過ぎるたびに
どんどん気持ち悪くなっていって、
病院に行った。




「五十嵐紗季さん」



産婦人科だから
周りには可愛い赤ちゃんがいっぱい
いた。




呼ばれて診察室に入った。




検査を終えてもう一度待たされた。





その時、私の頭は妊娠してたら
どしよう?...不安でいっぱいで



喜びなんてなかった。






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