桃色の初恋〈上〉




そう言って大原愁に強引に屋上にこさせ
られた私。



『ちょっと何?』

こういうの苦手・・・男と2人きりとか・・・


「・・・」


『手、離してくれない・・・?』


その瞬間、


『えっ!?』


彼は私の腕を引っ張り私を抱きしめた

びっくりした私は声もでなくて、やめて!!
って言えなかった。


そんな中、口を開いたのは彼だった。


「やだ、とか言わないのか?」




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