桃色の初恋〈上〉



彼は他の部員と違う気がした。



「俺のこと、愁でいいよ。」

『うん。うちは、紗季だから』

「了解、五十嵐紗季。」

『バイバイ!!部活のときはよろしくね』

「おう!!何かあったら言えよ。」



私は、彼のおかげで例年通りマネージャ
ーが体験しなければいけない、変な任務
を体験しなくてすんだ。


今でも、そのことは本当に感謝してる。




そして心を落ち着かせてから教室へ戻っ
た。




夢は圭太君に何されたんだろう?



そう思いながら_____








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