桃色の初恋〈上〉



ガラガラガラとドアの音がする度に、
ドアを見てしまう私。


その私の様子を心配そうに見る夢。


もう開始してから2時間経つPM10時。


「紗季に実は言いたいことがある」

『何ぃぃ??』

少々酔っ払った私と全然平気な夢

「実は____」



ガラガラガラ



話してる最中のことだった


私はドアを見た


『愁____』


笑顔で店内に入ってくる愁。



私は元気そうで安心したよ。

あの頃からスッキリしなかったことが

7年経った今、スッキリした。



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