桃色の初恋〈上〉
「それにしても、見損なったよ!!愁君っ
てそういう人だったんだぁ」
『しょうがないよ、きっと忙しいんだよ・・・』
「本当はは夢じゃなくて、愁君といたか
ったんでしょ?」
『ううん。夢でも嬉しいもん』
夢の言うとおり。朝からずっと携帯を握り
しめてる私。
「夢、携帯!!!!!愁君からじゃない!!!!」
私は期待した・・・!?
『圭太君・・・から・・・だ?』
「え!?マジで~!!」
圭太君からの電話だった。