**課のシンデレラ 続
「す、すみません!
いきなり大声とか出してしまって。」
「え、あ、大丈夫ですよ。」
どうやら友田さんという人は良い人のようだ。
「社長、早くしないと院長と会う時間になってしまいますよ!」
「……分かったよ。
じゃあまた会おうね?茉央ちゃん。」
「もう会う機会はないと思います。」
だけどそんな私の言葉を聞いても未だに動揺しない海馬雅也は"そんなこと言っちゃいけないよ"と言い笑顔をつけたすと部屋を出て行った。