**課のシンデレラ 続


家につき茉央の身体を温めるために風呂に無理矢理入れた。




服はなかったため俺のスエットを風呂場において。




さて、何か温かい飲み物ででも用意しとくか。
とわ言ってもコーヒーしかないんだけどね。




「あ、あの……お風呂、ありがと、ございました。」




コーヒーを入れ終わると丁度茉央が風呂から上がってきたところだった。




お互い向き合うように座りコーヒーを啜る。




落ち着い頃を見計らって俺は茉央に質問をした。




「で、どうしたわけ?
こんな雨の中傘もささずに。」




「………」




また黙秘か。



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