**課のシンデレラ 続


「春樹様!
一緒に食事しませんこと?

こちらのレストランは海が見えるのですよ。」




でたよ、こいつ。
菫陽奈。




「俺は今忙しいんだ。
邪魔をするな。」




あいつに背中を向けて急いで離れる。




だか、あいつはそんなことでは諦めない。




「ま、待って下さい!」




ほらな。
女というものは殆どがそうだ。




「これをさっき落としませんでしたか?」




「あぁ?」



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