恋ができるの?fast
数日後の昼休み

また屋上へ行った

いつのまにか昼休みは屋上に行って櫻井と話すのが日課になっていた

そして俺は決めた 

「なぁ、櫻井!」

「ん?」

「ちょっと大事な話がある」

「なに?」

俺は深呼吸した

よし!





「俺と付き合ってください!」
 



「え?」



「お前のことが好きなんだ」




「…ごめんなさい」

「え…」

「付き合えない」

「もしかしていじめられることを悩んでるのか?それなら俺が守る!」

「…ごめんなさい」

「…」

「…そうか、わかった…」
俺が返事したあと櫻井が教室へと戻ろうとした 

その時俺は呼んだ
「櫻井!」
櫻井が振り向く

「ん?」

「友達ならいいか?」

すると笑顔で頷いてくれた
そして屋上から姿を消す

諦めないからな、俺は…

そして今中3、俺はまだ諦めていない
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