空の下で愛を語ろう
「んっ……ここ外だよ?」
「分かってるよ」
そう答えるも要君は止める事なく、私の中へ急いで入り其のまま遺伝子を流し込む。
「優…俺と一緒になろ?兄貴には渡さない」
「うん…」
ギュッと抱き締めると要君は唇を重ね、再び私の中へ侵入した。
何度も遺伝子を注がれ、私はくたくた。
だけど順調に走っていれば、洋介はゴールをしている頃。
私達は競技場へと急いだ。
中へ入ると歓声に溢れ、既にゴールした人のインタビューが行われていた。