それでも彼が好き

「ベットで休んでて」

渉のベットに行き、横になっていた。


しばらくすると、渉は食欲がないことを知っていたかのように、ゼリーを持ってきた。

「ご飯食べなくていいの?」

「食べられないでしょ。ゼリーでもいいから、少しでも食べて」

ご飯は食べれないけどゼリーなら食べれると思う。


頑張って食べ始めたゼリーだが、全部は食べれなかった。

「ごめんなさい。もう無理…」

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