『誰かを好きになるということ』


張り切りすぎてお昼の休憩の時にはもう

喉がガラガラになってしまった。

あー喉渇いたぁ!と、

バッグの中のお茶を探してると、携帯が

鳴った。



えっ??









木村さん?








ウソー!!










どうしよう!








早くでなきゃ!








「もしもし。」



「もしもーし!みなみちゃん?
仕事中だったかな?」



ドキドキ




「はい、今丁度休憩中です!」



ドキドキ




「突然だけど、今晩時間ある?
食事行かない??」






ドキドキ





「暇です!!行きます!!」





ドキドキ







「本当?じゃあ、仕事終わったら連絡ちょうだい。俺も今休憩中だから、またあとでね。」






ドキドキ






「はい!またあとで!」







ドキドキ









これって







初デートだよね?








よしっ!!!!







何か長い夢をみてるみたいにトントン拍

子で進展してる。

ちょっと怖いくらい。。。



< 22 / 57 >

この作品をシェア

pagetop