サクラのハナビラ
罪悪感
あの日から一週間がたった。




雨の日曜日。




あたしはヨウちゃんと久しぶりのデートをしている。




「サクラ?どしたの元気ないじゃん。」




ヨウちゃんの声ではっと気がつくと目の前のチョコレートパフェのアイスが溶けかかっていた。




「わっ。早くたべないと!ごめんね何かぼーっとしちゃった!」




…あれからよく眠れない。



何もなかった。




忘れようと決めた。




だけどあんな気持ちになったことにすごく罪悪感を感じていた。
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