サクラのハナビラ
‥知ってる?どういう意味‥?
ヨウちゃんなんでこっち見ないの‥。
「桜太‥だろ。」
脈が速くなるのを感じた。
「最初に気づいたのはサクラが初めて家にきたとき‥。夜中に廊下で話してただろ?俺‥起きてた‥。でも何のことかわからなくてさ。‥でも‥サクラの顔みればすぐわかるよ。桜太を見る目‥。」
そう言ったところでヨウちゃんはくるっと振り返って笑顔をみせた。
「愛に溢れてんだもんな‥!切なそうな顔でさっ‥桜太も同じ。」
ヨウちゃん‥あたしそんな顔してたの?ずっとヨウちゃんを苦しめてた‥?
「俺‥それくらいわかるよ!だって桜太のこともサクラのことも‥すごい好きだし‥大事な人だからさ‥わかるって‥。」
「ヨウちゃん‥ヨウちゃん‥!ごめんなさい!!」
「謝るのは俺のほう。知っててわざとこんなとこ連れて来たりして‥。最低だよ‥。俺に気つかってお前達は結ばれないだろうってわかってたのに。‥二人を苦しめてほんとにごめん。」
「ヨウちゃん‥あたしこそ‥。」
「サクラ。」
「別れよう。」
溢れる涙を止める気力もなかった。
「そんな泣くなって〜これからはいい友達だろ?俺、絶対おまえよりいい嫁さんもらうから〜!!」
「あはは!!ひどいよヨウちゃん‥!」
あたしは涙でぐちゃぐちゃの顔で笑った。
ありがとうヨウちゃん。
やっぱりヨウちゃんは最高だよ。
ワガママで勝手なあたしを許してくれて本当にありがとう‥。
ごめんなさい‥
ヨウちゃんなんでこっち見ないの‥。
「桜太‥だろ。」
脈が速くなるのを感じた。
「最初に気づいたのはサクラが初めて家にきたとき‥。夜中に廊下で話してただろ?俺‥起きてた‥。でも何のことかわからなくてさ。‥でも‥サクラの顔みればすぐわかるよ。桜太を見る目‥。」
そう言ったところでヨウちゃんはくるっと振り返って笑顔をみせた。
「愛に溢れてんだもんな‥!切なそうな顔でさっ‥桜太も同じ。」
ヨウちゃん‥あたしそんな顔してたの?ずっとヨウちゃんを苦しめてた‥?
「俺‥それくらいわかるよ!だって桜太のこともサクラのことも‥すごい好きだし‥大事な人だからさ‥わかるって‥。」
「ヨウちゃん‥ヨウちゃん‥!ごめんなさい!!」
「謝るのは俺のほう。知っててわざとこんなとこ連れて来たりして‥。最低だよ‥。俺に気つかってお前達は結ばれないだろうってわかってたのに。‥二人を苦しめてほんとにごめん。」
「ヨウちゃん‥あたしこそ‥。」
「サクラ。」
「別れよう。」
溢れる涙を止める気力もなかった。
「そんな泣くなって〜これからはいい友達だろ?俺、絶対おまえよりいい嫁さんもらうから〜!!」
「あはは!!ひどいよヨウちゃん‥!」
あたしは涙でぐちゃぐちゃの顔で笑った。
ありがとうヨウちゃん。
やっぱりヨウちゃんは最高だよ。
ワガママで勝手なあたしを許してくれて本当にありがとう‥。
ごめんなさい‥