カノン
『うん、あのさ…。
SIVAなんて…どう、かな?』
『シーヴァ……』
『…新しい物を作る為に、
今 目の前にある物を、破壊する。
平和にする為に、
全てを無にして…戦争を止める。
…破壊って言うと、
凶暴なイメージも付き纏うけど…、その後に"平和"が付いて来る って言うか…。
あくまでも"平和にする為に"って意味で、SIVA。
…あと、字面も良いし』
『……ヒカリさん らしい、考え方ですね。
私は いいと思いますよ、SIVA。
カナちゃん…いえ
カナタさんは、反対なんですか…?』
『サナに そう言われちゃうと、ね…
反対 出来ねーじゃん 笑』
『お、やった!
じゃーSIVAで決定?』
『…何か、お前が言うと腹 立つわ 笑
言っとくけど、
お前の意見に賛成した訳じゃねーから!
つかサナは、ヒカリに甘過ぎ!』
『……カナタさんが、ヒカリさんに厳し過ぎるんですよ 笑』