カノン




…大好きな君。


どんな事が あっても、俺は君を守る…

"守りたい"と、強く思っていた。








―『りぃちゃん って、いっつも男子に守って貰ってばっか だね』




『助けてって言えば、男子が必ず助けてくれる って思ってるんだよ。


それで、アタシ達が男子に悪者に されてさぁ』






『やだぁ、それ 最悪なんだけど!


ぶりっ子マジ ムカつく』




『いや、百歩 譲って他の男子には何 言われたって いいんだよ、

だけどさ、XXくんには さ~…』






『…分かる!


絶対 悪者に思われたくないよね 笑


他の男子に お姫様 扱いされてんだから いいじゃんねぇ、

XXくんにまで色目 使わなくてもさ』




『そうそう。


だからXXくんに見つからないように、

アイツ、何とか したいんだよね』





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