王子様に会いました!!


私がファンクラブから目をつけられていることを知らない神崎先輩はそんなことお構いなしで...。

毎日、毎日あったら話かけてくる。
そしてまたファンクラブに敵が増えていく。
その繰り返し。
「もぉー!!!」
「どうしたの!?」
周りにいた3人は当然びっくりしている。

「私は、神崎先輩に興味なんてないし、普通の女子高生をやっていたいのに!
どうしてこう、敵が増えていくのよ!!」

ついに私のイライラが爆発。

3人は止めてくれていたけれど、そんな3人の忠告などきかず、

「私、神崎先輩に言ってくる!!」
とだけいって勢い良く教室を飛び出した
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