王子様に会いました!!
「神崎先輩。」

「...」
静まりきってしまった体育館。
体育館にいる全員の目が私に集まってくる。



「私も、
神崎がスキです。」



「ひゅーひゅー!!!」
さっきとは打って変わって、
一気に盛り上がる体育館。

「ありがとう。」

そういって、神崎先輩は
私の頭を優しくなでてくれた。

恥ずかしかったけど、
好きな人に触れられるって、ものすごく安心する事なんだ。

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