叫びたいのは、大好きな君への想いだけ。
時々、なにをしても楽しくない時がある。
なんで俺は生きているんだろ…って。
なんのために、何を目指して…って。
すごく悲しくなる。
でも、学校に行くと相沢や仁もいて。
仁はムカつくけど、なんだかんだ楽しくて。
俺はひとりじゃない。
夏沙もいる。
俺が守らなきゃ。まだ小さいこいつを。
「お兄ちゃん!トイレ〜!」
「え!?」
「早く、漏れる〜っ」
ちょ、待て!漏らすな!
夏沙を抱えて公園のトイレにダッシュ。