君と私の初恋にっき
いつもなら6時に家に着くのを、今日は7時近くになってしまった。
帰ってからすぐご飯を食べて、お風呂に入り、そのままベッドにダイブするみたく飛び込んだ。
「疲れたぁーー」
これが正直な感想。
天野君、手を繋いでから全く喋らなくなっちゃうから、私がひたすら喋っていた。
しかも、帰りたくないのか、私の家に着いても中々動き出さなかった。
何とか宥めて帰ってもらったんだけど…
恋ってこんなに疲れるものなのかな?
もっと楽しいものだと思ってたけど。
私がよく見るカレカノと私達は何だか全然違って見えた。
私がしたいのはこんな事じゃない。
理想と現実ってやっぱ違うのかな。
付き合って2日目にして、既にギャップに打ちのめされた私(泣)
けど…まぁ今はきっと天野君も緊張してるんだよね。
もう少し慣れたら変わるよ。
そう言い聞かせながら私は眠りについた。