隣の席の俺様ヤンキー
辛くても頑張ったつもりの私。
それを簡単に見抜けちゃう月希先輩はスゴイと思った
「泣かないでよ」月希先輩は優しく私の頭を撫でた
そんなことされたら・・余計に涙がでちゃう
「わたし・・っすごい心細くて・・っだから・・っ・・うっ・・」
「わかった。わかったから。もうなにも話さないで。」
「はい・・っ」
鼻水が垂れてることすらも、どうでもよく感じて
涙を拭く気力さえもなくて
ただただ、お店にいる人に迷惑をかけないようにと
声を押し殺して泣いた