隣の席の俺様ヤンキー
久しぶりに会った未奈美は、更に美人になってて。
彼氏なんかもできちゃってて、幸せそうだったな。
もう、アタシがいる必要もなくなったのかな。
そう思うと、目から熱いものがこみ上げてきた
「意味わかんねぇよ」
必死に目を抑えた
そして、ひとつに束ねていたヘアゴムを取った
フワリと揺れる金髪の髪の毛が
ああ、自分って弱い人間なんだな
って感じさせる。
そして、金髪の髪の毛を見るたびに
蓮のことを思い出す__