隣の席の俺様ヤンキー


すると祐也さんは車を発進させて行ってしまった



うう・・学校に入るのが恥ずかしい



途端に、誰かに肩をガシッと掴まれた



「ひょえっ」


「あーやか。私だよん」


振り返ると、未奈美がいた



「み、未奈美かぁ・・。びっくりしたー」



「びっくりしたのは、こっちだよー。ね、今の誰?彼氏?イケメンじゃん」


うーん・・どういう関係なんだろう
祐也さんとは



「友達・・かな」自信なさげにボソッとつぶやいた



「友達?!あんなイケメンのひとが?!年上っぽかったけど」


「う、うん。さ、行こ?」

未奈美の腕を引っ張って、校舎に入った
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