隣の席の俺様ヤンキー
第3章
委員会決め
「それでは、委員会決めをしたいと思います」
先生の大きい声とともに、みんながパッと顔をあげた
「委員会~?めんどくさーい!」なんて声を漏らす人もいれば
「なんの委員会があるかな!」なんてワクワク気分の人もいた
・・うーん
私は、どっちかというと、めんどくさい派かも。
ボーッとしていると、未奈美から声がかかった
「ねぇねぇ。絢香はなんの委員会希望?」
「えー・・どうしようかなぁ」
黒板に書かれたいろんな委員会の名前を見て、うなる
「図書委員会、かな。」小さい頃から本は好きだし。うん、そうしよう。