隣の席の俺様ヤンキー


その光景にとまどってると、いきなり陽気な音が教室になり響いた


と、同時に2人はキスをやめてパッと振り返る


そして、私と目が合った


「あ・・。」


しばしの沈黙のあと「なに?」と蓮が口を開いた


「いや・・あの携帯をとりに来て・・。偶然見かけちゃって・・。
えっと・・ごめんなさい!!」


すぐさま机の中にある携帯を取り出して廊下を全力で走った


ばか!なんであんなタイミングで携帯がなるのさ!


着信履歴を見ると、祐也さんからだった



もう門のところで待ってるとか?



私の予感は的中し、門の前には黒い外車が止まっていた



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