隣の席の俺様ヤンキー
連れてこられたのは屋上だった
「もう、なにすんの!」
強く握られていた腕を離した
「無視すんなバカ。」
あれ・・なんかすねてる?
「・・キスしてたくせに」
「は?」
「昨日の放課後。教室で先輩らしき人と・・」
「あぁ、あれね。」
あぁ、あれねって!そんな気軽に言うもんですか?!
「あんなこと、いろんな人とやるなんて最低。」
余裕な蓮の態度にイラついた
「まさか絢香。あんとき初ちゅー?」
「はい?」
「自転車んときの・・」
「うるさい!帰る!」
「待てって。おれの質問に答えてないじゃん」