隣の席の俺様ヤンキー
・・男って恐ろしい。
私は、仕方なくベットの端に座った
「炭酸ジュースがいい?それともお茶・・。おっ、絢香大胆。」
帰ってきた蓮は、私が座ってる場所に注目するなり、そんなコトバを発した
「ばか!座る場所がないからここに仕方なく座ってるわけで・・」
「はいはい。炭酸ジュースね。」
・・なにも言ってないのに。
しかも受け流しましたよね
そんなことを思いながらも、コップに注がれた炭酸ジュースを
受け取って「ありがとう」とつぶやいた
「絢香、横座っていい?」
「ん・・」
いきなりの発言に、つい炭酸ジュースを吹き出しそうになった
「大丈夫、なんもしねぇから」微かに笑って、私の背中をポンッとさすった
なんか、その手つきが妙に恐ろしいんですけど・・。
「こっからは、マジの話。な?」
「え?」
「俺は、絢香の彼氏だし守る権利がある」
「・・うん。」
「だから、絢香が呼び出されたときに助けてあげれなかった俺って超カッコ悪いよな。」