隣の席の俺様ヤンキー
「あれっ、絢香ちゃんどうしたの?」
「ちょっと先生に任されて・・。というか、罰として」私は苦笑して
資料の置かれている場所へと運んだ
「お疲れ様。」
「月希先輩は?」
「俺は、先生に頼まれて」
「おぉ・・さすが図書委員長」
「関係ないでしょ」クスクスと顔を見合わせて笑った
すると、教材室のドアが、いきなり閉まった
「え?」
突然の光景に、びっくりする
ドアの向こうからは、笑い声と「ざまぁーみろ」っていう声が聞こえてきた
そして、ドアの鍵がガチャりと閉まる音がした
「おい、開けろよ!」月希先輩は、ドンドンと教材室のドアを叩いた
それでも返事はなかった
私たち・・閉じ込められた?