SトロベリージャM
外見だけが悪魔の男は、上半身を弄んだあと、そっと、わたしの聖域に触れた。


触れられただけで、ピクンと身体は過剰反応してしまった。


「この段階で、こんなにジャムを作ってるなんて、驚きだな。実野里は初めてだから、俺が慣れさせてあげる。」


こんなセリフを耳元で囁くなんて・・。


わたしの心臓の鼓動は、ますますヒートアップした。


ダイの細いしなやかな指は、聖域の奥へと運ばれ、優しく優しく動いた。


「・・痛っ・・。」


「ごめん、少し我慢して。」


更に奥へ進み、聖域の中心部分へ到達した。


身体の1部が熱くなり、感情を揺さぶられそうなほどの快感が、身体中を走った。


濡れた声が、木製の天井へ吸収されていった。


暫く続けたあと、ダイは自分の聖域をわたしの聖域に触れさせた。


そして、入口から奥へと進ませていった。


少し痛みを伴ったが、耐えられるほどに慣らされていた。


ダイが身体を揺らすと、わたしの身体も揺れた。


だんだん動きが大きくなっていくのに比例して、わたしの鳴き声も大きくなっていった。


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