浮気性彼氏と一途な彼女
輝く日々
んんー…
いい目覚め!
目覚まし前に起きれちゃった。
今日は髪の毛巻いて、ハーフアップにしよう。
髪もうまくできたし、いい一日が始まりそうな予感。
『行ってきまーす…キャー』
な、なんで…いるの?
『…優?どうしたの?』
『む、虫がいたの。もう大丈夫、行ってきます。』
『…?行ってらっしゃーい。』
ドアが完全に閉まったのを確認してから…
『なんで蓮がいるの?』
『また想い通じたからさ、一緒にいこうかと思って
迎えに来たんだけど…
まさか、虫扱いされるなんて…』
『う…それは…』
『彼女にとって、俺って虫以下なのかな?』
う、犬みたいにしょんぼりしてる
『…す、好きだよ、誰よりも。』
あー、恥ずかしい。
『さーんきゅ』ちゅ
『なっ///』
ここ道端なのに…
誰かにみられたらどうするのなんて思ってるのに
うれしいと思っている私は重症なんだろう。