どうしようもない幼なじみに…
私は枕元に座った。
大和が舌打ちして近くに来る。
体をベッドに押さえつけられて、私は戸惑った。
「…大和?」
「次は本気半分で言えねーようにしてやるよ。オマエの恋心、俺の色で染めてやっから覚悟しろよ?」
大和が、私の足の上に乗っかる。
「…な、何するの…?」
「決まってんだろ。ヤるんだよ」
ゾクッ
大和の言葉に、体が震えた。
「俺、合宿の時からオマエとヤりたくてたまらなかった。オマエの全てがほしかったんだ」
大和はそう言って、ベッド脇にある照明のリモコンを掴んだ。
ピッ
部屋の照明が落ちて、部屋の中が薄暗くなる。