どうしようもない幼なじみに…




 大和が服を脱ぐ音が聞こえた。

「え…あ、大和…?ほ、本気で言ってるの…?」

 私は戸惑った。

 薄暗い部屋に、上半身裸の大和の輪郭が浮かび上がる。

「当たり前だ。だって俺ら…恋人同士だろ」

 大和の手が、私の服を脱がせる。

 すごく緊張したけど、大和の手が素肌に触れた途端、気持ちは変わった。

 大和と…一つになりたい…。

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 大和の荒い息遣いが耳元で聞こえた。

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