どうしようもない幼なじみに…



 大ちゃんが意地悪く笑った。

「Cじゃないし!」

「じゃあB?」

「違う!」

 私は苛々して怒鳴った。

「…じゃあ、いくつなんだよ」

 何故か大ちゃんも苛々した口調で言う。

「…Fだもん」

 私は嫌気がさして思わずサイズを暴露した。

「はぁ?おいおい、冗談はよせよ。普通にCか、ぎりぎりDじゃね?」

 大ちゃんが寝返りを打つ音が聞こえた。

「わ、私は着やせするタイプってだけだもんっ」

 ガサ…と大ちゃんが起き上がる音が聞こえた。

「んなわけねぇだろが」

 大ちゃんが窓辺に立つ。

「お世辞でもDだろ」

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