どうしようもない幼なじみに…
「どの部屋探しても、こいつだけが見つからんで探しとったんやけどな。保健室からBとかCとか騒ぐ声が聞こえたんでおかしい思うたんや」
私は顔を赤くした。
サイズの会話、聞こえてたんだ…。
「全く、こんな夜更けにABCソングなんて歌っとる場合ちゃうで。…大和もさっさと行くで」
今川先輩は大ちゃんの腕を掴んで保健室を出て行った。
よかった…と私は胸をなでおろした。
大ちゃんになんかされるんじゃないかっていう不安がパァッと吹きとんで行った。