野獣に魅せられて・・・
「貴方が矢野院長の?」

潤也が俺に尋ねる。

・・・

「・・・はい。

矢野正樹です。これからよろしく」


オレの挨拶に微笑んだ潤也。

その顔もなかなか様になってる。

・・・

「こちらこそ宜しくお願いします。

同じ外科医の先輩として、

色々と勉強させてください。

矢野先生は、外科の中で、いい腕の持ち主だと

聞いています」


「・・そんなことないよ。

まぁ、先輩としてできる事は

何でも協力するから」


・・・

握手を交わした俺たち。

潤也とは仲良くやっていけそうだ。





「矢野先生お疲れ様です」
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