野獣に魅せられて・・・
恥ずかしさを紛らわすかのように、

正樹の白衣をめくり、

ワイシャツにチュッと…

・・・

キスマークなんかつけて…

正樹、怒るかしら?

・・・

なんて思ったのに、

・・・

正樹はクスッと笑った。

・・・

「どうせなら、白衣に付ければいいのに。

その方がよく目立つ・・・

オレは玲奈のモノだって」

・・・

墓穴。

・・・

自分のした事は、

更に恥ずかしさをあおるだけだった。

「…フッ。

玲奈はホント可愛い・・・」

・・・

真っ赤な顔を隠すように、

両手で隠してたのに、

その手をのけられ、

正樹は私にキスをした。
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