君の大好きな物…大嫌いな物
僕の…好き嫌い
「おはよ、雪」
朝から微笑む君の顔や声が僕の心を揺さぶる
「おはよー、今日は珍しく早いんですね?」
僕は心が照れたり恥ずかしがったりするのを押さえ込み
平然を装いつつ笑みを浮かべて首を傾げる
「今日は早く起きられたからね
雪はいつもこの時間に来てたんだねー…
明日からは頑張ってこの時間に来ようかな」
君の微笑みが眩しい!!
もっと一緒に居たい
もっと一緒にお喋りしたい
もっと一緒に遊びたい
もっと……
恋人らしい事がしたいな…
「皐くん、無理はしない程度にね?」
本当は素直に約束ね!とか言って喜びたい
けど…
僕はそんなキャラじゃない…
皐くんだってそう思ってる…
「分かったよ、雪もたまには俺を頼ってもいいんだからね?」
あー…そんな事言わないでよ…
胸キュンが納まらなくなっちゃうじゃん…