【短篇】2歳差の恋
そしてしぶしぶ道場へ向かった…



手伝いは、道場の床掃除とかの雑用。


みんなが来る1時間前から準備をするから、まだ誰もいない。



道場が終わった後はみんながやってくれるから良いけど、水の補給とかなきゃいけないから何度か顔を出さないといけなくなる…


嫌だなぁ…



さっさと終わらせて洋介に会う時間減らさなきゃ…



そんなことを考えながらも、雑巾掛けをしようとしゃがんだ。




「咲っ!」


「わっ!!」


洋介に後ろから脅かされてしまった…



「ははッ、ひびってやんのっ」


なんで今日にかぎって早く来るのよ…



「もうっ!なにすんのよ!びっくりしたでしょ?!」


ちゃんと普通に笑えてるよね…?


昨日あんだけ泣いたんだ!

今日はもう大丈夫!
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