【短篇】2歳差の恋
ちょっとまって!
いつ彼女が出来たって言った?!」


「だって…昨日一緒に買い物してたでしょ?」



「なんだ…あれ見てたのか…

あれは颯太兄の彼女で颯太兄へのプレゼント買うの手伝ってたのっ!」


え??


「へ?だって手ぇ繋いでたよ?」



「それは行ったらカップルしか入れないアクセサリーショップだったから疑われないようにしょうがなくだよ!

前2人で行ったとき颯太兄が気に入ってたのがあったらしくて、でも颯太兄に内緒で買うからその時には買えなかったらしい。

だから誰かに着いてきてもらおうと思ったけど浮気と勘違いされたくなかったから弟の俺に頼んだって訳。
分かった?」



「…ホントに?」



「うん」



「ホントのホントのホントに!?」



「ホントだよ!」



じゃあ、誤解だったんだ…


「う゛ー…よかったぁー…彼女出来たのかと思ったよぉー」


安心したらまた涙が出てきた。
< 13 / 15 >

この作品をシェア

pagetop