【短篇】2歳差の恋
「…あの‥さ、1つ聞いても良い?」
「ッぅん」
「さっきの好きな人に彼女出来たって言ってたのって…俺の事?」
「っ!////」
すっかり安心して忘れてた!
これじゃぁ告白したようなもんじゃんっ!
「…ぅん」
言った後で急にまた恥ずかしくなり、俯いて返事をしてしまった。
「うゎッ!!」
返事をしてすぐ、また洋介に抱き締められてしまった。
「俺も咲が好きッ!」
今…洋介が好きって言ってくれた?
「ホント‥に?」
「うん。
ずっと好きだった…
ずっと言えずに思ってたんだ」
「ふぇっ、私も洋介が好きぃー」
「ははっ、何回泣いてんだよ」
「だってっ、ダメだって思ってたからっ…
2つも年上だし…」
「年なんか関係ないよ。
それなら俺だってガキだからまた泣かせるかもしれないよ?」
「でも…また慰めてくれるんでしょ?」
「っ…うん
…ホントに俺で良いの?」
「洋介が良いのっ!」
「じゃぁ…改めて…
俺と付き合ってください!」
「はいっ!」
ー完ー