SUGοЯοKU
あらたな試練。
『へぇー。そんな考えしてたんだぁ(笑)なんかすごい!てか、さやかちゃんってそういうグロい映画が好きだなんて意外(笑)』
やはり夏子は、何も考えていない。さっきのさやかの言葉になにか感じた、明日香と不思議ちゃんは、顔を見合わせた。夏子とさやかは、そのまま話しを続けた。全員がご飯をたべおわると、夏子は、2段ベットの上にのぼって、バネもないのに飛び跳ねた。
『うわー。ベットって久しぶり。家の布団ベットじゃないから…楽しいー』
『夏子ー。寝るなら寝なさいよぉ。』
『明日香は、大人なんだから(笑)ウチは、子供だからいーの。』
『夏子ったら…。』
夏子は、跳ねるのをやめない。
『私、もう寝るね。明日も早いし…おやすみなさい…。』
さやかは、横になった。
『夏子ぉ?私も、もう寝るね。不思議ちゃんも寝よぉ!あれっ?不思議ちゃん?』
不思議ちゃんは、2段ベットの上でとっくに寝ていた。いびきまでかいていた。夏子も横になった。明日香は、電気を消して眠った。
『ピンポンパンポーン。朝4時です。みなさん起きてください。4時30分には、部屋からでて部屋の前で待機していてください。あと部屋は、綺麗に片付けておくように!もう一度くりかえします。朝4時で……』
明日香は、すぐに目が覚めた。
『みんな起きてー。起床時間だって…。』
明日香は、部屋の電気をつくた。不思議ちゃんとさやかは、すぐに目を覚ました。でも夏子は、起きなかった。
『夏子!!早くおきなさい!』
『うるさい、明日香!』
夏子は、布団をしっかりつかんだ。明日香は、無理やりとろうとした。
『なーつーこー!!』
明日香は、力一杯ひっぱった。布団は、床に落ちた。
『ほら、夏子!8分もすぎちゃったじゃない。22分以内に準備するよ!』
歯磨きをして服を着替えた。そして、部屋の片付け。そうこうしているうちに、4時28分になっていた。4人は、あわてて靴をはき、部屋の前に待機した。2分後、黒い人達がきて、出席をとった。
『よしっ!全員そろったな。じゃあ、屋上に行くぞ!ならんでついてこい!』
黒い人達の後にみんながつづいた。屋上には、緑色の飛行機があった。
『前から順にのれ!』
黒い人達は、みんなの背中をおした。前から順に座っていった。
『ピンポンパンポーン。今から飛行機でお出かけですよ。3時間ぐらいのることになります。では、みなさん?今から配るアイマスクをつけてくださいね。』
前からアイマスクがおくられた。くばられた人からアイマスクをつけていった。明日香の隣にいる夏子は、アイマスクをくばられてすぐ眠っていた。明日香も寝ようと思ったが気持ちが落ち着かず、眠れなかった。飛行機は、どんどん進んでいく。
『おら!てめぇー、なにアイマスクとってんだよ!』
黒い人がだれかにいった。