SUGοЯοKU

闘い続ける。


音々は、こっちをみてニヤリと笑った。音々は、男子を殺してる最中だった。

明日香達は、音々と目があってきみが悪くなり、逃げた。明日香は、夏子をおんぶする。夏子は、明日香におんぶされる。明菜は、3人分の荷物をもった。3人は、走った。ドタドタ!後ろから足音がした。後ろをふりかえると音々がいた。音々は、もうダッシュだった。まるで獲物を追い掛けるように…。あと、60メートル…50メートル…40メートル…。どんどんちかづいてくる。明日香は、30メートルのところでとまった。もう無理だと感じて…

『明菜!私のカバンかして…』

明菜は、明日香にカバンをかした。明日香は、夏子を明菜にあずけて、カバンから銃を取出し、銃を音々にむけた。

『音々ちゃん…。私ね…もう、みんなが死んでいく姿をみたくないの…。もう、終わりにしましょ??人を殺すなんてやめよ』

『はぁ?この闘いは、自分を守らないといけないのよ!!ホントバカね…』

バンッ!

音々は、明日香をうった。でも明日香は、この行動がよめていたので地面にしゃがみこんだ。

『あっ!弾きれちゃった。ヤバイうたれちゃう…。』

音々は、銃を撃ちすぎて弾が空っぽになってしまった。すると明日香は、銃を地面においた。

『音々ちゃん、私達と一緒にいよ…。殺しあいをとめよっ…』

『うんっ…。』

音々は、こっちにゆっくりと向かってきた。音々は、下をむいて笑っていた。

『まさか…。』

夏子は、声をもらした。

そのまさかだった。

音々は、すばやくカバンからべつの銃をとりだして、明日香にうった。明日香は、目をつぶった。

バンッ!バンッ!バンッ!


何発もうった。でも、明日香には、あたらなかった。明日香は、目をあけると、目の前には、夏子がいた。夏子の制服は、どんどん真っ赤に染まっていった。夏子は、銃を音々にむけていた。

バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!

銃の打ち合いが続いた。もちろん、音々の制服も血で染まる。そして、音々が倒れた。と同時に夏子も倒れた。明日香と明菜は、夏子にかけよった。

『夏子…なんでなんで…。』

『だって、明日香を守りたかったんだもん…。』

『あの時は、私が死んだら…』

『明日香ぁ…、私がうたれてよかったんだよ…。だって、さっきから2人のお荷物だったし…』

『夏子は、お荷物なんかじゃない…。私の親友だよ…!』

明日香は、夏子の手を握った。夏子は、明日香を抱き締めた。

バンッ!

また銃をうった音がした。

『うっ…。あぶっ…なかった…』

音々は、最後の力をふりしぼって、銃をうってきた。夏子は、明日香を抱き締めたのでは、なかった。明日香を守ったのだ。

『夏子…。死なないで!いくな!いくな!天国なんかにいっちゃダメ!』

『明日香…うまれかわったら、ま…た明日香の親…友に…なりたい…。』

そういうと夏子は、いきをひきとった。

『絶対よ!夏子…絶対だからね…。』

明日香は、泣き叫ぶ。島中に聞こえるぐらい。










神様…。どうして人は、いつか死んでしまうのですか?それに、どうしてこんなに早くに知り合いがたくさん死んでしまうのですか…?

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