SUGοЯοKU

その部屋は、真っ黒だった。全員、真っ黒な部屋にはいると、アナウンスがながれた。

『ピンポンパンポーン。ようこそ!SUGοЯοΚUへ!あなたたちは、えらばれしものなのです!たくさん、嬉しいことや楽しいことや辛いことや悲しいことがまってるけど、まぁ頑張ってね!じゃあまたねー☆』

アナウンスがおわると同時に真っ黒な部屋の電気がいっきについた。明日香の目がちかちかした。明日香達の目の前には、長い長い道があった。大画面があり、そこには、大きなサイコロがうつしだされた。

『なんだなんだ?』

みんなは、わけがわからなくなった。

その後、生徒1人ずつ、緑のカバンがくばられた。中身は、マイクとボタンがはいっていた。



『ピンポンパンポーン。今から皆さんには、すごろくでたたかってもらいます!みなさん?マスにかかれている質問には、必ず答えてくださいね!じゃあ、3組出席番号1番、伊藤拓真くん。カバンの中にはいってあるボタンを出して、押してね。』

すると、画面上にうつしだされたサイコロがまわりだした。伊藤は、ボタンをおした。でた数は、3だった。

『ピンポンパンポーン。では、伊藤くん。カバンの中に入っている、マイクをつかって、マスにかいてある質問をよんでください。』
伊藤は、カバンからマイクをとりだし、マスにかいてある質問をよんだ。

『えー。好きな食べ物を答えなさい。えっ?なにこれ』

『ピンポンパンポーン。伊藤くん、答えてください。』

『えぇー。はっハンバーグ??』

『ピンポンパンポーン。なんとも、ふっつうな回答(笑)じゃあ、次!3組出席番号2番、稲葉翔子(いなばしょうこ)さん、ボタンをおしてください。』

稲葉もボタンをおしてサイコロをとめた。でた数は、5だった。質問は、『好きな教科は?』だった。稲葉も答えて、次の人にまわった。そして次の人、次の人、また次の人…とまわっていった。そして、明日香の番がきた。明日香がだした数は、5だった。明日香は、『体育』と答えた。そして、3組、4組の全員の人が1回ずつまわった。
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