ロンリーファイター



「…、」



一人残された公園に、はぁ…と白い息が溶ける。



…さて、こっちは片付いた。

次に片付ける問題の方が、正直言って厄介だ。だけど、やっぱり話し合わなきゃって思うから。





『涼平くんにはわからない』





(…どっちが)



足はまた、彼女の家へ向く。








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