もう一度、キミと。
第四楽章
「そこはスフォルツァンドでしょ!」
「いやいやクレッシェンドで主題を…」
「そんなの大道すぎるって!もっと華やかにいこうよ」
「まぁそれもアリかも…」
真音との練習が始まって、三日が過ぎようとしている。
気が付けば自然と真音は僕のそばにいるようになっていた。
そして今僕たちは、昼休みを音楽室で過ごしていた。
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