もう一度、キミと。


*****


水族館の中に入る。

想像していたものよりも、かなり充実していた。


「俺、久しぶりなんだよな、水族館。」


「そうなんだ!今日久しぶり楽しめるといいね」


なんていう真音と悠哉の話し声ばかり僕の耳に入る。


別に、二人がどんな話をしているか気になってる訳じゃないんだけどな…


そう思っていたら、ずっと水槽を熱心に覗いていた大森さんが僕の方へやってきた。


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