もう一度、キミと。
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「西中出身、水野 真音です。よろしくお願いします。」
ああ、やっぱり真音だ。
ちなみに今はクラス内での自己紹介中である。
僕らは同じクラスで、しかも隣の席。
運命!?って赤面するほど僕はガキじゃないけれど、やっぱり嬉しかった。
僕は自己紹介中、真音に話しかけるべきか、ずっと迷っていた。
話しかけて無視されたら、けっこう辛いしな…。
それにさっきだって、話しかけてほしくなさそうだったし。
結局、勇気のない僕は真音に話しかけられず休み時間になった。