Message~君に出逢えて~
「まったく初日からなにやってんの」
そう言いながら車を走らせるばあちゃん。
しばらくすると学校が見えてきて
「ぢゃあ、頑張ってきなさい」
そうばあちゃんに言われ車を降りて教室に向かった。
運よくまだ担任の先生ゎ教室に来てなく
とりあえず自分の席に着いた。
俺が席に着いて少しすると
担任が教室に入ってきて朝のHRが始まった。
担任のどうでもいいような話を聞き流しながら
窓の外に目をやった。
空ゎ雲一つなく綺麗な空だった。
まるでまだ汚れることを知らない人の心のように…。
けれど
綺麗な心ほど脆く崩れ落ちあっけなく汚れていく……
そんなことを考えながら空をぼんやりと眺めていると
気づいたらHRゎ終わっていて担任ゎもう教室にゎ居なかった。
今日から俺の高校生活が始まる。