空から舞い降りた天使
「山下先生、詳しいですね…?」



「そりゃあ、有名でしたから、美男美女カップルでね。」




「そうだ、亜子先生、彼氏います?」



「彼氏…ですか?」



「いるような、いないよーなです。あっ、アタシ、少し酔ってます。」



「亜子先生、まだ少ししか飲んでませんよー。」



隼人の名前を聞くたびに、顔が赤くなる自分がわかる。
バレテないよね。
少し身体まで熱くなってきてる。



「じゃあ、山下先生、彼女はいます?」



「僕ですかぁ?いるような、いないような、振り回されてます。あはは〜」



「亜子先生と一緒ですね。」



「亜子先生、僕、知ってるんです。」



山下先生の顔が少し真剣になり




「何をしってるんですか?」



アタシ、酔ってる?




「桜と亜子先生がいるところ見たんです…」





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